生きている米「発芽玄米」 ビタミン・ミネラルがたっぷり含まれる健康食
玄米を水に浸し、わずかに発芽させたのが発芽玄米です。
玄米は、発芽の際に眠っていた酵素を活性化し、米の内部(胚乳)に蓄積していた栄養分を分解して、次世代の胚芽の為にそれを供給します。その為発芽玄米は玄米よりも栄養価が高いのです。
発芽玄米の効果・効能はコレステロール値の低下,血糖値の低下,高血圧の改善,ストレスの軽減,不安感の解消などさまざまな効果が人を対象とした臨床試験で確認されています。その他発芽玄米に含まれる豊富なビタミンやミネラル・ポリフェノールなどの栄養が補給できるのも大きな魅力です。
発芽玄米には、ギャバと呼ばれる有効成分が白米の10倍(玄米の3倍)も含むようになります。ギャバ(GABA)とは、γアミノ酪酸というアミノ酸のことで、ストレスの軽減、不安の緩和、高血圧の改善,血糖値を低下させ糖尿病を改善する効果がありといわれます。
主要な栄養素の比較
- ビタミン類・・・発芽玄米は白米の約2〜2.5倍
- ミネラル類・・・マグネシウム約5倍、カリウム約3倍、カルシウム約1.5倍
- 食物繊維・・・約5〜6倍
- ギャバ(GABA)・・・約10倍
となり、発芽させただけでまるで別物の食品のように変化しているのが分かります。
白米は、どんな食事にでも合い、食感も良い為に大変使いやすいですが、栄養の面でいうならば、週に1,2食くらいは、玄米や発芽玄米を取り入れるか、白米に発芽玄米を混ぜて、体のケアとして取り入れるのをお勧めします。
まだまだ発芽玄米には、未知の部分もありますが、健康に気を付けている方や、家族の健康が気になる方は、万能食品の発芽玄米を取り入れて見ては如何でしょうか。
発芽玄米の炊き方
- お米を計ります。
- 大きめの容器に水を溜め(1)で軽量したお米を入れ、容器の底から2〜3回かき回し、水を捨てます。この工程を3回繰り返し、ザル等に取り、しっかりと水を切ります。
- 発芽玄米を適量加えます。発芽玄米は研がないでください。
- 水を加えます。白米と同じ水加減です。また、お好みで加水量を調節してください。
- 浸水します。約30分程度浸水させた後、炊飯器のスイッチを入れます。
- 炊き上がったら直ぐに蓋を開けずに、約15分蒸らします。蒸らすことで釜内の温度と水分が安定し、ふっくら炊き上がります。蒸らしが終わったら、余分な水分を発散させる為に鍋底からザックリとほぐします。
※白米2:発芽玄米1の割合が白米のおいしさに加えて、発芽玄米の働きと甘みや旨みを実感できる黄金比率です。
雑穀米は、食物繊維やビタミン、ミネラルの宝庫!美容と健康を大切にする方に自信をもってお勧めします。
雑穀米は、現代人に不足しがちな食物繊維やビタミン、ミネラルの宝庫といわれています。
食物繊維はコレステロールを洗い流し、便通を整えます。
ビタミン、ミネラルは体の機能を整えます。
美容と健康を大切にする方に自信をもってお勧めします。
五ッ星お米マイスターとは
まず、美味しいお米をお客様に提供するためには、お米を見極める事ができる「知識」精米をする「技」そして、「経験」が不可欠です。
その「知識・技・経験」を活かして美味しいいお米をお客様に提供できますと認められた人に与えられる資格です。
お米マイスターは、日本米穀小売商業組合連合会が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわばお米の博士号とも言える資格です。
三ッ星星お米マイスターは、筆記試験に合格すると取得できます。
五ッ星星お米マイスターは実技もありまして、お米の実物の判定や、玄米の精米の仕方などその内容は多岐に渡ります。
お店のメニューや要望をきき、そのお店にあったお米を納品させていただいたり、鮮度を保つ保管方法を紹介したり、美味しい“ごはん”の炊き方を案内したマニュアルなどを作らせていただくことなどもあります。
お米のソムリエ 米・食味鑑定士とは
お米のソムリエ 米・食味鑑定士は、米・食味鑑定士協会が、お米の「食味」「品質」「栽培法」を鑑定し、本当に美味しいお米、本当に安全なお米を見分け、お米の品質を格付けするにふさわしい人材の育成を目指し認定している資格です。